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今日ある男性が、「wakaho-Meでやりたい」と私に企画書を持ってきた。
正直驚いた。
いつも控えめで、表に感情を出さない性格の彼。
彼は、県内将棋大会の各賞を総ナメにする実力者。
実は、あることがきっかけで不登校になった。
子供のころ、父親に教えてもらった将棋。
将棋をしている時だけは、唯一、人と関われる。
僕はダメ人間じゃないと確認できる。
将棋を心の拠り所にして、その腕をめきめきと伸ばしていった。
将棋があったからくじけなかった。
彼はその後、大学に入学する。
卒業後するも、コミュニケーションに悩まされ、再び引きこもりに。。。
ただ将棋だけは続けていた。
母親のツテで、製造加工会社にバイトに行くようになる。
そこの経営者の、彼に対する理解もあり今は正社員として働いている。
そしてwakaho-Meを知った彼は、初めて人のために貢献したいと思ったそうだ。
自分は将棋があったから踏みとどまることができた。
今度は将棋で人に与えたい。
ぜひ具現化したい。
「自分も手をあげてみたい」そんな想いが起こる場所になれてうれしい。。
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